サッカー少年の2020年 中学受験

中学受験率が低い地方在住でも、叶えたいことがある。 自分の備忘録として、また少しでも参考になればと思って始めました。

両立するということ

きっかけ

 

中学受験のきっかけはみなさんそれぞれだと思いますが、我が家ではサッカーでKの興味を引いたと言った方が正しいかな。

地方に住んでいるため受験率が極めて低く、4年生の子供に中学受験に目を向けさせる手段として私はKが熱中しているサッカーを使ったのです。

と言っても別にサッカー強豪校と言うわけではなく、部活はそこそこ強く、私学ならではの人口芝のきれいなグランドを体験させるためイベントに連れて行ったのです。

 

すっかり気に入ってくれて、サッカーも勉強も頑張ろうねと約束し、我が家の中学受験はスタートしました。

 

両立

 

私の知っている限りでは、10年位前まではスポーツと受験の両立は無理という考えが主流で、塾の先生からも両立は無理ですとはっきり言われていたそうです。

しかし今では、「みんな色々な習い事を続けながら頑張っていますよ。スポーツをしている子の方が後々頑張れますよ。」などと有難いことに、塾長さんからは理解を示してもらえています。

 

しかし両立することはなかなか難しく、6年となった今物理的に無理が生じてきました。しかもサッカーはチームプレーなので、チームの仲間やコーチ・保護者の方々に迷惑をかけることにもなってしまいます。

コーチ・一部の保護者には受験のことは言及していましたが、はっきりしたことは言えてなくて、心苦しいところでもありました。

 

毎週のようにある試合と塾、どのように折り合いを付けるべきか、いつまでサッカーを続けるのか、Kと話し合いをしてみました。こういった話し合いはこれまで先延ばしにしていました。Kが「サッカーを優先したい、お休みするなんて嫌だ」と言うだろうと思っていて、こちらの話なんて聞く耳を持たないのではないかと思っていたからです。無理やり止めさせたり、こちらの意見を押し付けるようなことはしたくなかったので、話し合うタイミングを図っていました。

 

話し合い

 

一昨日、今後のサッカーの試合予定、塾の予定などを確認する流れで色々と話をしてみました。今月から始まった日曜進学のクラスには5月中旬まで行けないけど、本人は日曜進学を楽しみにしているようです(隣町の超ベテラン塾長先生の国語の授業が受けられるので)

 

我が家の決断

 

〇 サッカーは年間行事表ですでに決まっている予選会や大会には参加する

〇 その他の練習試合については塾を優先させる

〇 11月いっぱいでサッカーはお休みして、12月からは受験一本でがんばる

 

 

我が家の場合はこんな感じです。

スポーツと両立しながらと考えておられるご家庭もあると思います。

何が正しいのか分かりませんが、子供の気持ちを大切に、良い決断ができたと思っています。